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カテゴリ:伝承折り紙( 11 )

おひなさま

3月3日、桃の節句は女の子の健やかな成長を願うお祭りです。
ちょうど立春の今日から、24日までに飾るのが一般的です。
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ひな祭りは人形が公家の着物を着ていることから、平安時代に始まったと思われてますが、
実際にひな人形を飾るようになったのは江戸時代に入ってからです。

ひな人形は子供の身代わりとなって、自己や病気から守ってくれることから
節句が終ってもずっと置いておくと縁起が悪いとされているので、
すぐに片付けるほうがよいようです。

ちなみにひな人形をいつまでも片付けないとお嫁にいけなくなる、というのは
片付けもきちんとできない女性はいいお嫁さんになれない、という意味のようです。

ひな祭りにはぜひお子さんと一緒におひなさまを折って、
白酒やひし餅、ちらし寿司を楽しみましょう。


(ひな人形の折り方)

1.折り筋をつけます
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2.上の三角を谷折りします
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3.下の角を谷折りします
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4.両側から真ん中あたりに少し重なるように折り、下も裏に折ります
(おびなは肩幅広めにおります)
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5.上は半分くらいで谷折り、下は山折りします
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6.めびなは少し肩幅を狭くして折ると、おひなさまのできあがり!
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by origami-lab | 2013-02-04 11:07 | 伝承折り紙

犬張子とはこ

江戸時代の代表的な玩具「犬張子(いぬはりこ)」
子供を守ってくれる守り犬として知られています。
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江戸末期、子供が誕生するとお宮参りの帰りに
挨拶に廻った家々から子供の幸せと成長を祈り、
でんでん太鼓を麻で結んだ犬張子を贈られたようです。
犬張子の数が多いほど、贈られた家は繁栄すると言われました。

現在でも妊婦さんが戌(いぬ)の日に安産祈願するように
犬は安産だといわれています。

でんでん太鼓を背負う姿が何とも愛らしい犬張子
はこを側においてみるとぴったりでした。

はこはお菓子をいれたり、小物入れとしても使えてとても便利です。

(はこの折り方)

1.角をすべて中心に向かって「ざぶとん折り」します
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2.上下の角を開きます
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3.中心の半分を折り立てて、角がすべて中心になるように折ります
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4.反対側も同様にして、できあがり!
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by origami-lab | 2013-02-03 23:56 | 伝承折り紙

しゅりけん

江戸時代から子供たちに親しまれてきたしゅりけん(手裏剣)
忍者の武器として知られています。

武器といっても、忍者は情報収集が目的。
自ら戦わないことから、目的を果たして無事に戻るまでの逃走用として
時間稼ぎに使われることが多かったようです。

忍者は鎌倉時代から江戸時代にかけて、大名や領主に仕え
諜報活動から破壊活動、浸透戦術などの仕事をしていたと言われています。
忍者の地としては、伊賀、甲賀、戸隠が有名です。

「忍者ごっこ」遊びに、しゅりけんは子供のおもちゃにぴったりです。

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(しゅりけんの折り方)

1.折り紙を半分に切ります
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2.ひとつは左上の角と右下の角を折ります
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3.もうひとつは左下と右上の角を折ります
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4.さらに三角に折ると、このようになります
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5.色違いで同じものをつくり、重ねます
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6.角を差し込みます
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7.反対の角も差し込みます
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8.しゅりけんのできあがり!
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by origami-lab | 2013-02-03 23:20 | 伝承折り紙

キジ

「キジ」は日本の国鳥で、古語では「雉子(きぎす)」といいます。
あまり見慣れない鳥ですが、なぜ国鳥なのでしょうか。

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キジのメスは「母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している」
という理由で選ばれたそうです。

日本の民話『桃太郎』ではサル、イヌと一緒にお供したことでも知られています。
物語の中で、キジはあちこち飛んで情報収集係として活躍したことから
日本の防衛省情報本部のエンブレムにはキジが意匠となっています。

また、以前の一万円札の裏側に描かれていました。
細長い尾が特徴的な鳥です。


(きじの折り方)

1.折り筋をつけます
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2.真ん中の線に合わせ、角をつくように両側に倒して折り筋をつくります
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3.このようになります
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4.半分に折ります
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5.先の1/3目安に斜めに折り筋をつけます
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6.5でつけた折り線をつかって、かぶせ折りし、頭も同様にします
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7.2枚一緒にハサミで切り込みを入れ、間を開いて内側に折り込みます
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8.キジのできあがり!
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by origami-lab | 2013-01-31 17:53 | 伝承折り紙

ハト

平和の象徴として知られるハトですが、どうして平和の象徴なのでしょうか?
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日本では、神使として(八幡さまのハトといわれるように)いにしえより親しまれてきましたが、
八幡神は戦の神様なので、かならずしも平和とは結びつかないそうです。
戦後に西洋的価値観が入り、平和のシンボルと言うイメージが定着したようです。

帰巣本能があるため、遠くまで連れて行き、情報をいち早く伝えるために
手紙を持たせたのが伝書鳩の由来です。
軍事用にも使われてたことから、やはり戦とは深い縁のある鳥なのかもしれません。


※糸でつるしてモビールとして飾るとかわいいです。

(ハトの折り方)

1.三角の半分の折り筋をつけて、このようにおります
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2.上の1枚のみ、谷折りします
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3.全体を半分に折ります
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4.斜めに折り上げます
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5.中割り折りで、頭をつくります
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6.ハトさんのできあがり!
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by origami-lab | 2013-01-31 17:41 | 伝承折り紙

かめ

「鶴は千年、亀は万年」と言われるように
「かめ」は「つる」と同様、長寿や夫婦円満の象徴として古くから親しまれています。
確かに長生きなので長寿の象徴というのはうなずけますが
なぜ夫婦円満の象徴なのでしょう?

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それは日本の伝説『浦島太郎』に由来します。

海辺で子供にいじめられていた海亀を助けた太郎は、
この亀によって海底の竜宮城へ連れて行かれ、
そこで乙姫からおもてなしを受けます。
太郎が地上へ帰ろうとすると、乙姫は「決して開けてはなりません」
と注意しながらお土産として玉手箱を渡しました。

太郎が海辺に戻ると、知っている人誰もいない。
そこで玉手箱を開けると、そこから出てきた煙を浴びて
太郎は老人になってしまいました。

太郎が老人になったのちも乙姫(亀姫)が太郎を慕い続けて添い遂げ、
やがて太郎は鶴に、乙姫は亀に化身したというところから来ているそうです。

親子で浦島太郎の絵本を読んだあと、「かめ」を折るのも楽しいですね。

(かめの折り方)

1.対角線に沿って折り筋をつけます
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2.両側の角を折り上げて、上の一枚のみ、半分に折ります
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3.2で折った角を外側にし少し折ります
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4.両側を中心に合うよう折り込み、上の一枚のみ中心までハサミで切込みをいれ
外に折ります。
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5.上の三角を折り、少しはみ出すようにまた折ります
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6.ひっくり返すと、かめさん完成!
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by origami-lab | 2013-01-31 17:34 | 伝承折り紙

きんぎょ

夏の風物詩、きんぎょ(金魚)は室町時代に中国からやってきました。
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江戸時代初期に養殖がはじまりましたが、まだまだ贅沢品でした。
中期になると、メダカとともに庶民の間でも親しまれるようになり、
この頃「金魚すくい」が始まりました。

当時はクーラーや扇風機もなかったことから
暑い夏は、金魚を眺めて涼をとっていたのでしょう。

夏祭りで見かける金魚すくいは、江戸時代から受け継がれる
日本の夏の風物詩です。


(きんぎょの折り方)

1.折り筋をつけて、半分に折ります
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2.両端の角を下の角に合わせて折ります
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3.上の1枚のみ、半分に折ってさらに角を外側に少し折ります
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4.下部の上の1枚を上部の1/2まで折り、もう1度折ります
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5.間を開いて下の紙を折り、折り筋をつけます
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6.三角の折り筋をつけます
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7.間を開いて戻し、三角の折り筋をつけたところまでハサミで切り込みます
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8.三角の折り筋をつまんでかぶせるように折ると、きんぎょのできあがり!
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by origami-lab | 2013-01-30 16:27 | 伝承折り紙

かぶと

かぶとは戦いの際、頭部を守るための防具として
日本だけでなく、世界でその歴史が古いことから
人類が戦いを始めた頃から作られていたようです。

日本では、特に戦国武将のかぶとはデザインがさまざまで
調べてみると各武将のこだわりがあって楽しいです。

新聞紙など大きな紙で折れば頭にかぶることもできるので
端午の節句の日に、ぜひ男のお子さんと折ってみてください。

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(かぶとの折り方)

1.折り筋をつけて、角を合わせて半分に折ります
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2.両端の角を下の角に合わせて折ります
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3.上の1枚のみ半分に折りあげ、折った角を外側に少し折ります
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4.下部の上の1枚のみ上部の1/2くらいまで折り上げます
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5.さらに折り上げます
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6.下の紙を三角に折って中にいれると、かぶとのできあがり!
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by origami-lab | 2013-01-30 16:24 | 伝承折り紙

つのこうばこ

つのこうばことは、角のある香箱。
江戸時代に盛んだった「香道」の道具を入れる四角い箱を香箱(こうばこ)と言います。

お菓子や小物を入れたり、さまざまな使い方ができます。

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(つのこうばこの折り方)

1.角を合わせて2度折ります
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2.四角折りにします
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3.真ん中の線に合うように折り、それぞれ間を開いて三角につぶします
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4.裏も同様にします。
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5.上の1枚を折り返し、間をひらいて形を整えます
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by origami-lab | 2013-01-30 16:22 | 伝承折り紙

ふうせん

ふうせんは、女の子同士でよく遊ぶ折り紙です。
穴から息をふーっと吹き込んで、立体的にふくらませるとコロンとしてかわいい。
中に鈴やビー玉など入れて転がしても楽しく遊べます。

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(ふうせんの折り方)
1.三角折りをつくります
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2.真ん中に合うように折り、さらに左右の角を折ります
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3.上の角を三角に折ります
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4.3の三角を半分に折り、2のポケットに折りこみます
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5.反対側も同じように折り、中に空気を入れてふくらませます
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折りたたんで持ち歩けるので、子供も遊べて楽しいです
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by origami-lab | 2013-01-30 16:14 | 伝承折り紙
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昔から伝わる日本の紙文化が大好き。大人も子供も楽しめるORIGAMIの素晴らしさを綴ります。時々お散歩してます。


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